国公立大学の受験勉強はいつから始めるべきか?最適なスタート時期と対策法

東京大学の門

国公立大学は私立大学よりも入学難易度が高い傾向にあります。
国公立大学といえば代表例を挙げると、旧帝大と言われている「東京大学」「京都大学」「大阪大学」や、地方国公立の「千葉大学」「広島大学」「埼玉大学」などが挙げられます。
やはり国公立大学は、誰も一度は名前を聞いたことのある有名な大学ばかりですよね。
有名な分、入学希望者も多いので、難易度が高まってしまうと言うことです。

そこで今回は、そんな難関大学ばかりが集う「国公立大学」に合格するためには、いつから受験をスタートさせれば良いのか?についてまとめていこうと思います。
国公立大学に進学したい高校生、浪人生、再受験生は是非とも最後までご覧ください。

目次

国公立大学と私立大学の違い

国公立大学と私立大学では受験において全く異なります。なので、まずは国公立大学について深く知ってもらうべく、国公立と私立の違いについて3つの点でご説明できればと思います。
受験校を決める際にも、これらの情報を参考に志望校を決めましょう。

学費(入塾後にかかる料金)

私立大学の学費

私立大学は理系と文系で大きく差がありますが、年間100〜150万円ぐらいが平均料金になります。また、入学金に関しては20〜30万円ほどが平均になります。
やはり、国公立大学に比べると学費は高い印象です。

国公立大学の学費

やはり、私立大学の料金と比べると非常に低価格(1/2ぐらい)なのが分かると思います。
国公立大学の料金が安い理由としては、私立大学との運営元の違いがあります。

運営元
「国公立大学」

国・地方自治体

「私立大学」

企業・学校法人

このように国公立大学は運営が国や地方自治体なので、「税金」で賄えられる分、生徒は安く受講することができます。
なので、「なるべく料金が安い大学に通いたい方」や「家庭・親にあまり負担をかけたくない方」は国公立大学の方がオススメです。

受験科目数

私立受験と国公立受験の2つ目の違いとして、受験科目数が大きく違います。

これはこの記事の1番のテーマである、「いつから勉強を始めればいいのか?」に繋がってくるのですが、当然受験科目が多いほど勉強時間もかかるので、スタート時期が早くなります。
国公立は受験科目がすごく多いので、早めに準備を始めるために確認しときましょう。

私立大学の受験科目

学部系統科目数科目一覧
私立文系基本3科目・外国語(必須)
・国語(必須)
<以下1科目選択>
・数学(選択)
・社会(選択)
私立理系基本3科目・外国語
・数学
・理科

このように私立大学は3科目が基本です。
文系であれば、外国語・国語は必須で、それとプラスαで数学or社会系から1科目選択しなければいけません。
理系であれば、外国語・数学・理科系からそれぞれ1科目選択しなければいけません。

なので、私立受験を目指す方は、国公立大学の受験生よりも科目数が少ない分、遅くからでも間に合う場合があります。ただ、もちろん早いに越したことはないです。

国公立大学の受験科目

学部系統 / 次数科目数科目一覧
国公立大学理系(1次)6教科8科目・外国語
・国語
・数学(2科目)
・情報
・理科(2科目)
・地歴公民(1科目)
理系(2次)2〜3教科・数学
・理科
・外国語
・地歴公民(2~3教科)
国公立大学文系(1次)6教科8科目・英語
・国語
・数学(1科目)
・情報
・理科基礎(2つ)
・地歴公民(2科目)
文系(2次)2〜3教科・国語
・外国語
・数学
・地理歴史・公民
・理科から2~3教科

国公立大学は、一次試験(共通テスト)と二次試験(一般選抜)に分かれています。
科目数でいうと、一次は6教科8科目なのに対して、二次試験は2〜3科目が基本です。

なので、国公立大学受験は科目数が多い分しっかりと対策を行わなければいけません。そのため、当然受験勉強の時間も必要なので、できるだけ早めに始めるべきです。

入試形態

受験科目の他にも、国公立大学と私立大学の入試方式では大きく異なります。
入試方式でも、受験に大きく影響が出るので、「まだ志望校を決めてない方」や「受験のことをあまり調べられていない方」はチェックしときましょう。

国公立大学

国公立大学は前期日程と後期日程の2つの期間があります。

前期日程:共通テストと大学独自の2次試験で決まります。
後期日程:共通テストの成績のみで判断

私立大学

私立大学は大学によって様々な受験方式があるので、もし行きたい大学が決まっている方は必ず大学のホームページで確認しましょう。
今回は、その中でも主要な3つの試験方式についてご説明します。

1、一般選抜
【受験方式】

学力試験(テスト)の結果によって合否の判断。

【特徴】
・受験方法が幅広い

基本的には、「大学入学共通テスト」や「大学独自の試験」の成績をもとに合否を判断しますが、大学ごとにその内容が全く異なります。
例えば、「1科目のみで受講できるもの」や「共通テストの結果のみで判断するもの」「大学独自の個別試験の点数のみで判断する方法」など多岐に渡ります。

・多くの大学を受験する必要がある

AO入試や指定校推薦とは違い、沢山の大学を受験する受験生が大半です。
平均3~4校と言われているので、第一志望の大学だけではなく、他の大学もしっかりと調べておきましょう。

2、AO入試
【受験方式】

志望理由書・面接・活動実績などで合否の判断。

【特徴】
・出願時期が早い

8/1以降に出願開始となるので、早い大学で8月ごろに出願しなければいけません。

・学力試験では判断されない

一般選抜とは違い、学力では判断されないので、面接や志望理由書など自己表現が必要となります。

【注意点】

AO入試はテストで判断されないので、勉強が直接入試に関係してくるわけではないです。ただ、必ずしも合格できるわけではないので、一般入試も見据えてしっかりと勉強はしましょう。

3、指定校推薦
【方式】

高校が推薦する生徒を大学が優先的に選抜する方式。

【特徴】
・定期テスト結果が重要

指定校推薦は、主に学校の内申点や評定平均を元に決められるので、定期テストの結果が非常に重要となります。

・学校生活も評価対象

指定校推薦は、学校の顔としてその大学に進学するものです。そのため、定期テスト以外の学校生活も判断基準の一つとなります。
提出物や学校の規則を守った生活を送るなど、基本的な部分をより意識しましょう。

・校内で枠が限られている。

これは高校毎に進学できる人数や、大学名が異なります。なので、事前に自分の在籍している高校はどこの大学の、何の学部に進学できるのか調べておきましょう。

国公立大学と私立大学の違いまとめ

私立大学
国公立大学
  • 学費:高い(年間100~150万円)
  • 科目数:3科目
  • 試験:大学によってバラバラ
  • 学費:安い(年間50万円ぐらい)
  • 科目数:6教科8科目
  • 試験:1次〜2次試験

受験勉強のスタート時期が合否を左右する

受験勉強は早く始めていればいるほど、合格確率が高くなります。
特に国公立受験を目指す方は、中学生くらいから準備しているライバル達もいるくらいなので、できるだけ早めに始めないと他の受験生に遅れをとってしまいます。
そこで「なぜ受験勉強を早く始める必要があるのか?」や「それぞれの学年ごとにすべきこと」についてご説明します。

なぜ受験勉強は早く始める必要があるのか?

国公立の受験生は特に準備が早い

国公立受験生のグラフ(『PR TIMES』『https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000107104.html』『2024年10月9日』

国公立大学に現役合格した学生の受験開始時期

受験生全体のグラフ(『スタディサプリ進路』『https://shingakunet.com/rnet/column/data_column/study.html』『2024年10月10日』

受験生全体の受験勉強を開始した時期

上のグラフは「国公立大学に現役合格した受験生が受験をスタートさせた時期」で下のグラフは「受験生全体の受験勉強スタート時期」になります。
2つのグラフを比べて分かるように、国公立合格者は高校2年生の9月までに約34%の学生が受験勉強をスタートさせているのに対して、全体の受験生は同時期までで、19.9%の学生しか始められていないことが分かります。

つまり、国公立合格者は受験準備が早く、大体が高校2年生までに始めているので、国公立合格を目指す方は遅くても高校2年生の9月ごろまでには始めるべきです。

国公立に合格するには3,000時間以上必要!?

ウィズスタディ

ただ、3,000時間勉強したからと言って必ず合格できるわけではないので注意が必要です。

この3,000時間という数字だけで見ると意外と少なく見えると思います。ただ、実際はとんでもなく多い時間になります。

3000時間÷365日=8.21時間(1年で割った1日あたりの勉強時間)

このように、1年間で合格するとなると、毎日8時間以上勉強しなければいけない計算になるのです。平日は学校があると思いますが、学校があるとせいぜい勉強できても5~6時間ぐらいだと思うので、これはかなり達成が難しい数字になります。

なので、国公立合格者は3年生から受験勉強を始めてはかなり遅いのです。当然早ければ早いほど、この3,000時間をクリアできる余裕も出てくるので、早く受験勉強は始めるべきです。

基礎固めにかなり時間がかかってしまう

基礎が固まっている状態とは?
これは我々の考え方ですが、基礎が固まっている状態を「共通テストレベルで7~8割程度の正答率」とします。

基礎固めにはどのくらい時間がかかる?

これは生徒によって大きく変わりますが、先ほど述べた状態になるまでは、最低でも1科目3〜6,7ヶ月程度は必要かなと思います。

ただ、本当に生徒によっては1年以上かかってしまう生徒もいるので、余裕を持って1年は見といたほうがいいと思います。

オンライン学習塾「ウィズスタディ」代表

このように1科目だけでも最低3ヶ月以上はかかってしまうので、国公立のように8科目受験となると莫大な時間が必要なことがわかると思います。

一応国公立受験生が、全科目(8科目)基礎的な学力を得るために必要な時間も計算しましょう。
まず、仮定として下記の条件を使います。
・1科目4ヶ月で終わる。
・1度に3科目しか進められない。

8科目÷3科目=約3周必要
3周×4ヶ月=12ヶ月(基礎固めに必要な最低期間)

このように本当に順調に進んだ場合でも、国公立受験生の8科目全てを基礎固めするには、最低でも12ヶ月(1年間)は必要となります。

ただ、実際は上手くいかないケースがほとんどなので、少なくとも1年半は余裕を持たせておくべきでしょう。
つまり、基礎が固まるまでもこのくらい時間がかかってしまうので、国公立受験生は高校1・2年生の早い時期から対策をしておくことが大切です。

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高校1年生からスタートした場合の勉強計画と勉強法

高校1年生から受験のスタートを切れているのは、全体の10%程度しかいないのですごく早いです。
ただ、「高校1年生からの勉強って何から取り組めばいいのか分からない」という方も多くいらっしゃると思います。そこで、高校1年生でも迷わず最適な勉強ができるように、勉強計画から最適な勉強法までご紹介します。

高校1年生の勉強計画例

上記は高校1年生の勉強計画(平日2~3時間ぐらい、土日6時間ぐらい)になります。
この表で注目してほしいポイントとしては、必ず毎日英単語に触れる機会があるということです。この表には書き切れていませんが、土日も必ず英単語は見ることをオススメします。

高校1年生は、この表のように平日2~3時間、土日6~7時間ぐらいできていればかなり勉強している方だと思います。
また、数学や英語などの、いわゆる積立科目と言われているものに関しては他の科目よりも多く時間を取るようにしましょう。

もし1年生の段階から志望校が決まっている学生は、大学ごとによってどの科目を重視するべきか?(配点など)が違ってくるので、それも意識して勉強計画を立てられればベストだと思います。

最適な参考書選び

高校1年生は学校から配られる教科書学習でも良いと思いますが、もし受験に向けた本格的な勉強をしたい場合は、市販の参考書で勉強を進めることをオススメします。
高校1年生にオススメな参考書を今回は英語と数学のみに絞ってまとめました。

数学の参考書

高校1年生は数学1Aに取り組むと思いますが、オススメの参考書を2つのレベルに分けてご紹介します。

苦手な方向けの参考書
自信がある方向けの参考書

特に「入門問題精講」や「基礎問題精講」のシリーズはオススメになります。

英語の参考書

高校1年生は、まずは基礎力を身につけるべきなので単語、熟語、文法の3つでオススメのものをご紹介します。

オススメの英単語帳
オススメの英熟語帳
オススメの英文法書

参考書選びで一番気をつけることは、自分に最適な参考書を使用するということです。
参考書によって難しさは異なるので、自分のレベル感に合った最適な参考書で挫折をしないようにしましょう。

高校1年生は勉強習慣をつけよう

高校1年生は、毎日継続して勉強するということが大切です。
なぜなら、やはり勉強は「記憶」が大きく関係するので、やらない日を作ってしまうことで今まで覚えてきた知識が抜け落ちてしまう可能性があります。

なので極端な話、1日10時間勉強して4日休むよりも、1日2時間勉強して5日間継続するほうが良いということです。同じ10時間の勉強ですが、後者の方が圧倒的に成績が伸びます。

高校2年生から受験をスタートした場合の勉強計画と勉強法

国公立を目指す方だと高校2年生から勉強を始める方が一番多いと思います。
そこで、高校2年生の方に向けた勉強計画やオススメの勉強方法をまとめてご紹介します。

高校2年生の勉強計画例

国公立文系の勉強計画(1週間)

文系の勉強計画の特徴として、高校1年生と同様英単語の勉強時間が毎日入っているということです。
これはあくまでも理想の勉強時間例になりますが、平日5時間・休日6~8時間取れていれば高校2年生はかなり順調な勉強かなと思います。

また、高校2年生からの特徴としては、受験を見据えた過去問などが計画に組み込まれているということです。
やはり高校2年生からは受験を意識する学年になるので、過去問や問題演習を積極的に取り組むようにしましょう。

国公立理系の勉強計画(1週間)

理系受験生の勉強計画の特徴として、数学が多く計画に組み込まれているという特徴があると思います。
また、勉強するタイミングもすごく大切で、数学などの頭を使う教科は午前中や朝の時間になるべく取り組むようにしましょう。

こちらも文系学生と同様、2年生からは受験を意識し出すと思うので、過去問演習などを計画の中に組み込むようにしましょう。

もし自分に最適な勉強計画を立ててほしい高校生は、下記の画像をタップして公式ラインから連絡すると無料で「オリジナルの勉強計画」を立ててもらえます。気になる方は、気軽にご連絡ください。

高校2年生は志望校を決めよう

国公立を志望する高校2年生は、受験の準備が始まるタイミングです。自分の行きたい大学とその理由をこの時期から明確にしときましょう。

志望校を決めた後は下記位のステップで取り組みましょう。

STEP
志望校を決める(第1志望〜第3志望)

まずは志望校を決めましょう。
学部や学科、通学にかかる距離、受験難易度など見る点は沢山あると思うので、しっかり情報を集めて総合的に判断しましょう。

STEP
第1志望の大学の過去問を解く

まずは、過去問を解くところから勉強をスタートさせましょう。
国公立受験生は、共通テストと大学の個別試験の2つあるので、どちらのテストも解いてみて傾向を捉えて、志望校に向けた対策を始めましょう。

STEP
過去問や大学情報を踏まえて勉強計画を立て直す

大学によって配点や出題傾向はバラバラです。
例えば、「システム英単語ベーシックで勉強してたけど、自分の志望校の過去問を見たら全く知らない単語だらけだった」など方向性が全く変わってしまう場合があるので、今まで知り得た情報をもとに参考書や計画を変更しましょう。

基礎力を向上させる

これはどの学年にも共通してになりますが、まずは基礎力を向上させるところから受験勉強がスタートします。
ただ、基礎力を上げるといっても何から始めればいいか難しいと思うので、今回は2つに分けてご説明します。

苦手な科目に積極的に取り組む

数々の受験生を見てきましたが、苦手な科目を後回しにしてしまう方が非常に多いです。
国公立受験生は私立受験生と違い、幅広く受験科目として使用するので苦手科目は避けて通れないのでいつかやらなければいけない日が来てしまいます。

そこで、苦手科目を取り組む方法として、まずは3日に1回程度から始めましょう。
苦手なものをすぐに2,3時間取り組むのは難しいと思うので、徐々に勉強量を増やしていきましょう。

また、あまり取り組みたくない科目が生まれる原因として、「現状その科目の理解度が足りてなく、問題を解いても全然解けないから勉強してて面白くない」という理由が大半だと思うので、まずはスタディサプリなどの動画教材で解説を聞きながら勉強することをオススメします。

復習機会を多く作る

皆さんはどのくらい復習をしているでしょうか。
国公立専門オンライン予備校「ウィズスタディ」では復習タイミングを3つ決めています。「翌日」「1週間後」「1ヶ月後」の3つのタイミングになります。

分かりやすく下記の図で確認しましょう。

このように人間が忘れてしまうタイミングに沿って、復習の機会を設けることが必ず必要です。

高校3年生からでも遅くない!勉強計画と勉強法をご紹介

高校3年生からの国公立対策をスタートさせる方も遅くはありません。
実際高校3年生から受験勉強を始めて、合格を勝ち取る方もいるのでまだまだ間に合います。

ただ、高校1・2年生とは少しやるべきことが変わってくるので、高校3年生用の受験勉強対策をご紹介します。

高校3年生の勉強計画例

高校3年生は、1・2年生よりも模試や過去問演習の時間が増えているのが特徴的です。
また、3年生ともなると勉強時間も増え、理想的な時間としては平日6時間ほど、休日12時間ほど取り組めるとかなり充実した勉強内容になるかなと思います。

過去問演習と試験形式への慣れ

高校3年生は試験が近いので、試験形式に慣れておくことが大切です。
国公立受験生は「共通テスト」と「2次試験」があるので、それぞれの対策方法についてご紹介します。

共通テスト対策

共通テストは広範囲にわたるため、基礎の徹底復習と時間管理の練習が必要です。過去問や模試問題を解き、試験本番と同じ形式で時間配分を意識しながら学習しましょう。

また、英語に関しては長文がものすごい分量で出題されるので、速読力の対策として毎日長文を速読するなど、速読練習もしときましょう。

2次試験対策

記述形式の問題が多い国公立大学の二次試験では、 応用問題や論述対策 が不可欠です。数学や理科では計算力と論理的思考力を強化し、英語では 英作文や長文読解 を重点的に練習しましょう。

メンタルの管理をする

高校3年生は受験が近づく焦りから、メンタルが崩壊してしまう方が多くいます。
なので、受験勉強におけるメンタルケアも、受験を勝ち抜く上では非常に重要です。

今回は受験を戦い抜く上でのメンタルケア方法について3つに分けてご紹介します。

十分な睡眠をとる

日中学校などで、授業中眠くなるということありませんか?
受験生は頑張りすぎるあまり徹夜で勉強する方もいますが、夜更かしすることは体にとって非常に悪影響なのです。

身体的な悪影響

頭痛や倦怠感、免疫力の低下など

精神的な悪影響

イライラ、不安、うつ病など

このように、悪影響が大きいので、高校生は7~8時間ほどの睡眠をとりましょう。

軽い運動をする

受験生(特に部活に入っていない方)は勉強尽くしの毎日で、運動の時間があまり取れていないのかなと思います。
運動を適度にすることで、ストレスの解消や、勉強に対する不安感の減少などが効果として現れるので、積極的に運動機会を作りましょう。

・ウォーキング
・散歩
・ストレッチ
・ランニング

リラクゼーション法

運動をする以外にもリラックスする方法はあるので、いくつかご紹介します。

1. 深呼吸法
  1. 静かな場所に座り、目を閉じます。
  2. 鼻からゆっくり息を吸い込み、腹部が膨らむのを感じます(約4秒)。
  3. 息を止め(約4秒)、次に口からゆっくり息を吐き出します(約6秒)。
  4. このプロセスを数回繰り返します。
2. 瞑想
  1. 静かな場所に座り、快適な姿勢を取ります。
  2. 目を閉じ、呼吸に意識を集中します。
  3. 考えが浮かんできても、それに執着せず、再び呼吸に意識を戻します。
  4. 5〜10分間行います。
3. ジャーナリング
  1. ノートを用意し、気持ちや思いを書き出します。
  2. 自分の感情やストレスの原因を整理することで、心が軽くなる効果があります。

まとめ

今回は、「国公立大学の受験勉強はいつから始めるべきか?」について記事を書きましたが、
結論、高校1,2年生の早い時期から始めるのがベストです。

ただ、いつから勉強をスタートさせても正しい勉強のやり方を知らないまま進めてしまったり、モチベーションに左右されて全く継続できなかったりと、非効率的な勉強方法になってしまっては意味がありません。

そこで、国公立専門オンライン予備校「ウィズスタディ」が特別に無料で、効率的な勉強方法やあなたに最適な勉強計画を立ててくれるので、これから受験勉強をスタートさせる方はまずプロに相談してみましょう!
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