効率的な勉強計画で成績アップ!成功する学習法を解説
定期テストや受験のために勉強を始めなければいけないけど、どこから手をつければ良いか分からないという悩みありませんか?
テストで安定して高得点を取れない方は、この「勉強計画立て」がしっかりとできていないケースが多いです。勉強計画を立てることで、自分が今日取り組むべき範囲を明確にして効率の良い勉強に仕上げましょう!
ただ勉強計画立ては自分でやるには非常に難しいので、この記事では「今日から始められる勉強計画の立て方」を具体的に解説させていただいております。
成績や勉強時間で悩まれている学生は、これを見た後、必ず実践してみましょう!
勉強計画を立てるメリット
とかとかとはいえ、「勉強計画ってわざわざ作る必要あるの?」「テスト前の貴重な時間とか計画立ててる時間が勿体無くない?」など沢山の疑問があるのかなと思います。
勉強計画って作る意味あるの?
勉強計画立てるのって時間の無駄じゃない?
ただ当然ですが勉強計画を立てることはすごく意味があります。なので、勉強計画を立てるメリットについて解説いたします。
時間を有効活用できる
やはり勉強をする上で邪魔になってくるのが「欲」です。
例えば「スマホゲームをしたい」「寝たい」「友達と遊びたい」などです。
ただ勉強計画を立てるとやることが明確になっているので、欲に駆られる時間がほとんど無く、ぽんぽんと勉強を進めていけます。
また「次何をすれば良いんだろう」といちいち考えているとすごく無駄な時間を過ごしてしまうので、効率的な勉強にもつながります。
目標が明確になる
勉強をする上で曖昧になってしまいがちなのは、目標設定です。
みなさん部活やゲームなど勝負事では必ず目標設定をしていると思います。
例えば「地区1位になりたい」「〜高校を倒したいなど」目標を立てていると思いますが、勉強も同様です。勉強でも「学年10位以内に入りたい」や「〜点以上取りたい」「〜大学に合格したい」など目標を立てることで、それを達成するために努力し、達成した時の達成感も得られます。
もし失敗しても目標設定している人の方が次に活かしやすいので、勉強計画立てしている人のメリットになります。
モチベーションの維持が簡単
勉強のモチベーションを保つのはすごく難しいですよね。
うただ勉強計画を立てるとモチベーションを維持しやすくなるのです。なぜなら、計画立てをすることで自分の勉強時間を可視化できるようになるので、人によっては毎日の進捗が楽しく感じられます。
また、負けず嫌いな人は、勉強時間を友達と競ったりすることでモチベーションを作れたりするので、そういった意味で勉強計画立ては大きな意味を成します。
ストレスの軽減につながる
勉強はとても不安を感じやすいものです。
例えば「〜大学に行かなければいけない」や「〜点以上取らないと親に怒られてしまう」など皆さん気づかないうちに周りからのプレッシャーを感じているのです。
そこで、計画立てをすることで先が見通せるようになり、漠然とした不安を減らすことができます。
受験はメンタルとの戦いでもあるので、少しでも不安を和らげましょう。
優先順位を明確化できる
「時間管理」の部分と少し被ってしまいますが、優先順位を明確化することで勉強を効率的に進めることができます。
ただ「勉強はどれも大切だ」「優先順位をつける必要があるのか」と思った方も多いのではないでしょうか。実は、優先順位はすごく大切です。
例えば、優先順位を高くした方がいいものとして単語系があります。なぜなら「仮定法」が分かっても、「apple」の意味が分からなかったら問題に答えられないですよね。
そのように、単語は勉強の根幹とも言えるぐらいとても大切なものなのです。
単語はあくまでも一例ですが、勉強にも少なからず優先すべきものとそうでないものがあるので、学習計画立てでそれを明確化できることはメリットになります。
効率的な勉強計画の立て方のコツ
やはり勉強計画といっても人それぞれで内容が違ってきます。例えば「部活の終わる時間」や「ご飯を食べる時間」「寝る時間」など個人のライフスタイルによって、当然ですが計画も変化するのです。
自分に合わない計画を立ててしまうと、逆に非効率な勉強になってしまうので、今回ご紹介する5つのポイントを見ながら、自分だったらどういう計画になるのか考えながらご覧ください。そして今日から実際に動き出してみましょう。
ライフスタイルに合わせる
先ほどもお伝えしたように、ライフスタイルも人それぞれ違えば、集中して勉強しやすい時間帯などでも朝型・夜型あると思います。
理想は朝・夜や部活の時間等関係なく、できる時間全て勉強して欲しいぐらいですが、最初にもお伝えしたように、計画通りに進まないと計画ズレが起きてしまい、せっかく立てた計画が全て崩れてしまう可能性があるので、無理のなく継続できる程度で計画を立てましょう。
無理のないスケジュールを立てる
沢山勉強したいからつめつめにして計画を立てたい気持ちもすごく分かります。ただ、計画通りに進まない(計画崩れ)が起きてしまうと、翌日以降の計画に大きく響いてしまうのです。
「まぁ次の日に多く勉強すればいいや」と思われた方もいると思いますが、次の日も恐らくキツキツで計画を立てているので、一向に計画通りに進みません。
なので、意外と計画に余裕を持たせるということは重要になります。具体的には、30分ぐらい余分を持たせとくと、計画通り進みやすいです。
具体的な目標を立てる
「具体的な目標を立てる」は、計画を立てる上で1番最初にすべきことです。なぜなら、計画は自分の叶えたい目標(将来の夢、進学したい大学、定期テストで取りたい点数)から逆算して「いつまでに何を終わらせればいい」という形で立てるので、目標がないと計画の立てようがありません。
ここで注意していただきたいのは、抽象的ではなく、具体的ということです。例えば「60点から80点の間ぐらい取れればいいな」など曖昧に考えてしまうと、60点取りに行く勉強と80点取りに行く勉強は全く異なるので、恐らく机上の空論で終わってしまいます。なので、具体的に〜大学の〜学部〜学科や〜点以上など具体的な目標を立てましょう!
1週間単位で計画を立てる
勉強計画は「一度に何日分立てればいいのか」という疑問があるかと思います。オススメは「1週間毎に立てる」です。
短すぎるのと長すぎるのはなぜダメなのかお伝えします。まず短すぎる(1日分)と継続的な勉強が見込めません。恐らく毎日朝にその日の分の計画を立てようと思うと、毎日計画のばらつきが出ると思います。なぜなら、その日によってやる気が変わってしまうためです。これは非常によくなく、日によってやる日とやらない日がバラバラだと記憶として定着しにくいです。
次に2週間以上など一度に長く立ててしまうとダメな理由を説明します。計画が長すぎると、計画崩れが起きてしまった際にリカバリーするのが非常に難しいからです。計画崩れは最初だと特に起きやすいと思いますが、1から作り直さないといけないケースがあるので、すごく大変です。なので、計画通りに進まないリスクも考えて、1週間ぐらいがベストかなと思います。
「SMARTの原則」で失敗しない勉強計画作り
やはり計画で一番重要となってくるのが、目標設定です。
この目標設定が上手くいかないと、どんな細かく計画を立ててもほとんど意味がないと言えるでしょう。
そこで今回は失敗しない目標設定の立て方を「SMARTの原則」というものを用いて解説したいと思います。
SMARTの原則とは?
SMARTの原則とは、1981年にコンサルタントのジョージ・T・ドラン博士が提唱したものになります。
SMARTの原則とは?
- Specific:「具体的、分かりやすい」を意味
- Measurable:「計測可能、数字になっている」を意味
- Achievable:「同意して、達成可能な」を意味
- Relevant:「関連性」を意味
- Time-bound:「期限が明確、今日やる」を意味
の頭文字をとったものになります。
①Specific:具体性
目標を具体的にすることで、何を達成すべきか明確になります。
例えば、「数学を勉強する」という計画を立てるのではなく、「来週の水曜日までに二次方程式の解法を理解して、10問解けるようにする」というように設定します。
この具体性を持たせる際のポイントがあります。一つ目、具体的な内容を書く。二つ目、明確なテーマや課題を書く。三つ目、詳細な行動計画を書く。この3つを守ると上記のような具体的な計画が立てられるようになります。
②Measurable:測定可能
目標の達成度を測定できるようにすることで、進捗を確認しやすくなります。
例えば、「英単語を覚える」ではなく、「1週間でターゲット1〜50の英単語50語を覚えて、週末のテストで40問以上正解する」など実際に結果が測定できる形で計画を立てます。こうすることで何問覚えられたのか?どういう単語を間違えたのか?なぜ目標の達成ができなかったのか?など具体的な次の対策を考えることができるので、測定可能な目標にしましょう。
ここでもポイントは、1つ目に数値や具体的な指標を設定する。2つ目に、テストやチェックリストなどの測定方法を用意する。2つ目がないと目標立てをする意味がないので、なんでもいいので自分でテストを作りましょう。
③Achievable:達成可能
現実的で達成可能な目標を設定することで、無理なく続けられます。
例えば、「1日で教科書1冊終わらせる」ではなく、「1週間で教科書の3章を終わらせる」というように設定します。どんなに頭がいい人でも進みに限界があるので、達成できる範囲で立てましょう。
ここでのポイントは、1つ目に現実的で実行可能な範囲で計画を立てること、2つ目に自分の能力や時間に合った目標を立てることです。
④Relevant:関連性
設定する目標が、自分の長期的な目標や興味に関連していることを確認します。
例えば、「将来の大学受験に役立つ数学の基礎を図るために、今月中に三角関数をマスターする」というように設定します。特に受験科目選びで、社会科目や理科科目は選択式だと思いますが、なんとなく決めるのではなく、自分の将来向かいたい方向性と照らし合わせて考えられるとベストです。
ここでのポイントは、1つ目、具体的なキャリアに関連していること。2つ目、自分の興味や必要性に合致していることです。
⑤Time-bound(期限)
期限を設定することで、目標に対する緊張感と責任が生まれます。
例えば、「いつか英語を話せるようになる」ではなく、「3ヶ月以内に英語で日常会話ができるレベルになる」というように設定します。この期限設定が後々勉強計画立てに大きく関わってきます。
ここでのポイントは、1つ目に具体的な期限を設定すること。2つ目に進捗を定期的に確認して調整することです。
科学的な勉強計画の立て方7ステップ
とりあえず3日分立ててみる
SMART原則で目標が立てられたかなと思うので、いよいよ計画を立てていきましょう。
計画の立て方は主に7つのステップがあります。ただ、今回初めて立てる人は一気に1週間分立てるよりもまずは3日分作りましょう。3日分やってみて、自分がどのくらいの時間で何ページ分進められることがわかったら、1週間分の計画に移りましょう。
進めたい勉強の全体量を定量的に定める
まずは、先ほど立てた目標を元に全体の量を数値化します。
例えば、教科書のページ数や問題集のページ数、学習すべき単元の数などを明確にします。
- 教科書200ページ
- 問題集100問
- 単元1~3など
かかる時間を計測する
次に、それぞれのタスクでどのくらいの時間がかかりそうか想定します。
ここが今まで計画を立てたことない人が一番躓くところになりますが、初めは大体で考えましょう。
一日やってみたら、大体の時間・ペースがわかると思うので、それを元に2日目以降の計画を修正してください。
- 教科書1ページ=5分
- 問題集1問=3分
【合計時間】
- 教科書:200ページ×5分=1000分
- 問題集:100問×3分=300分
シングルタスクでスケジュールに配分する
ここまでで全体の量が把握できたので、あとは1日毎に配分していきましょう。
この時のポイントは、複数のタスクを同時に行うのではなく、一つのタスクに集中しましょう。
色々な教科をちょこちょこやると確かに全教科均等に勉強できて良い気がしますが、あまりに細かくしすぎると集中力を維持しにくかったり、非効率な勉強になってしまいます。
計画を立てる一つの目的でもある、効率的な勉強を目指すためにも下の例を参考にシングルタスクで頑張りましょう。
1日目:教科書30ページ(150分)
2日目:教科書30ページ(150分)+問題集20問(60分)
3日目:教科書30ページ(150分)+問題集20問(60分)
スタート時間を締め切りとして設定する
ここがいちばんの難関ですね。計画を実行に移すフェーズです。ここではスタートの締切時間を設定することをオススメしています。何時から何時に取り組むということを決めていないと、結局夜の9時、10時ごろに焦って終わらないことになってしまいます。なので、あらかじめ時間も決めておきましょう。
ここでのポイントは、スタート時間が締切になることです。決してスタート時間通りに進める必要はなく、それまでに始めちゃえば良いのです。そうすることで心理的なハードルがなくなり、スムーズに始めやすいです。
- 1日目:9:00~12:30(3.5時間)
- 2日目:15:30~18:00(2.5時間)
- 3日目:19:00~23:00(4時間)
3日間実行した結果を振り返る
実際に計画を実行してみて、3日間の結果を書きます。
「最初に予想していたよりあまり勉強できなかった」や「実際行動に移すのは難しかった」など沢山の反省が出てくるかと思います。
逆にこの段階で余裕だったという方がいれば、それも計画が良くなかったということです。
ここでは3日分の結果を振り返るとしていますが、理想は1日ごとに振り返るのがベストです。
- 1日目(教科書30ページ):計画より30分早い、1時間で全部終わらせられた。教科書の単元ごとの問題を解いたが、5割しかあっていなかった。もう少し精読して理解を深めたい。
- 2日目(教科書30ページ+問題集20問):教科書1時間半、問題集60分。今日は計画通りに勉強できた。問題集を解いてみたところ、昨日よりも正答率が高く、7割正解していた。問題集を取り入れることで、より多くの問題に触れられて理解も深まったので、明日以降必ず問題集とセットで勉強したい。
- 3日目(教科書30ページ+問題集20問):教科書1時間15分、問題集60分。今日は8割正解していて昨日より正答率を上げることができた。元々学校の授業で理解していたところなので、早く終わらせることができた。3日間継続して勉強できたので、明日からは「問題集を取り入れる」「簡単なところは計画の時間を短くする」というポイントに気をつけて計画を立てたい。
改善した計画を立てて繰り返す
振り返りの結果を活かし計画のサイクルを作りましょう。これを繰り返し行うことで、徐々に最適な自分オリジナルの計画が立てられるようになるので、沢山繰り返しましょう。
- 問題集を毎日20問やる(教科書のインプットだけでは終わらない)
- 教科書の読み方を変えて、効率よくする。
- 問題集の時間配分に気をつけて解く。
計画を立てる期間を長くする
慣れてきたら、計画を立てる期間を長くしていきましょう。3日ではなく、ベストは1週間です。
ただ、期間を1週間に設定すると3日の時よりも計画の変更がしにくくなるので、自分の勉強ペースやどれくらいやれば理解度はどのくらいかわかってきたら期間を長く設定するようにしましょう。
もし計画立てをやってみて難しかった場合はオンライン学習管理塾「ウィズスタディ」が無料で計画立てのサポートをしているので、下記をクリックして気軽に相談してみましょう!
立てた勉強計画を計画通りに進める7つのテクニック
ここまで見ていただいた方は、勉強計画立てまでできると思います。ただ本当に大事なことは計画を立てることでもそれを改善していくことでもありません。
「何のために計画を立てるのか?」→それは目標を達成させるためです。
目標を達成するためには、達成するまで根気強く継続することが大切です。毎日勉強することは当然ですし、志望校に受かるという目標であれば受験までは全力で走り切りましょう。
ただそうは言われても、継続することが難しくて皆さん計画を立てようと考えていると思うので、最後に継続するための7つの方法についてお伝えします。
勉強以外のことは極力避ける
やはり、勉強には「欲」が付きまといます。例えば、「友達にご飯に誘われた」「はまっているゲームがどうしてもしたい」「部活で疲れたから帰ったら寝たい」など沢山の勉強以外の選択肢があると思います。
ただ、計画を立てたらわかると思いますが、皆さんが達成したい目標まで案外時間がありません。特に、受験となると毎日のほとんどの時間を勉強に充てないと第一志望合格なんて夢のまた夢でしょう。受験や目標が達成し終わったら自由なので、目標が達成できるまでは頑張りましょう!
[具体的な実施方法]
- 事前に自分のスケジュールを周りに伝える。
- 家族にお願いをして、スマホなど勉強の邪魔になりそうなものを視界から見えないところで保管する。
- よく使ってしまうアプリ(インスタ・ティックトック・ゲームアプリ)は全て消す。
- 自習室や図書館などに籠る。
「NO」を言う
友達や家族などに外出に誘われることがあると思います。ただ、それに積極的に参加してしまうと、計画崩れを起こす恐れがあり、目標も遠ざかってしまいます。
友達や家族との誘いは断りにくいかもしれませんが、あなたが達成したい目標であり、あなたの人生です。「あなたが仮に目標を達成できなかったとしても、周りには直接的に影響はありません」なので、心苦しい点もあると思いますが、目標が達成できるまでは頑張りましょう。
[具体的な実施方法]
- 事前に自分の勉強スケジュールを周りに伝える。
- 必要に応じて、家族や友人に協力をお願いする。
日常生活の時間は削らない
日常生活のリズムを維持することで無理なく勉強を続けることができます。
例えば、「計画を終わらせなければいけないから、夜更かしをする」「目標が達成できなそうだから学校を休んで調整する」これらはNGです。これらで上手くいった事例を過去に一度も見たことがないので、焦らず普段通りの生活を心がけましょう。
[具体的な実施方法]
- 勉強時間を固定して、他の活動時間とバランスをとる。
- スケジュールに余裕を持たせて、急な予定にも対応できるようにする。
- 本質的に大切なことは何があっても見失わない。
先延ばしを攻略する
タスクを小分けにして計画通り進められるようにする。何度も繰り返しになりますが、計画崩れは最悪なパターンです。なので、それが起こらないようにリスクヘッジをしておきましょう。
具体例だと、「明日の試験範囲を全部勉強する」ではなく、「1時間ごとに区切って少しずつ勉強する」と設定する。
[具体的な実施方法]
- 小さなタスクに分ける
- 勉強の開始時間を決める
- 環境を整える
- 先に手をつけるご褒美を用意する
- 行動の記録をとる
日常生活の時間は削らない
日常生活のリズムを維持することで無理なく勉強を続けることができます。
例えば、「計画を終わらせなければいけないから、夜更かしをする」「目標が達成できなそうだから学校を休んで調整する」これらはNGです。これらで上手くいった事例を過去に一度も見たことがないので、焦らず普段通りの生活を心がけましょう。
[具体的な実施方法]
- 勉強時間を固定して、他の活動時間とバランスをとる。
- スケジュールに余裕を持たせて、急な予定にも対応できるようにする。
- 本質的に大切なことは何があっても見失わない。
先延ばしを攻略する
タスクを小分けにして計画通り進められるようにする。何度も繰り返しになりますが、計画崩れは最悪なパターンです。なので、それが起こらないようにリスクヘッジをしておきましょう。
具体例だと、「明日の試験範囲を全部勉強する」ではなく、「1時間ごとに区切って少しずつ勉強する」と設定する。
[具体的な実施方法]
- タスクを細かく分けて、1つ1つ達成感を感じるようにする。
- 長くやろうと考えず、5分だけ勉強しようとする。
戦略的に休憩を取る
ずっとやり続けられる人はいなく、絶対に人間の集中力には限界があるので、適度に休憩をとり、集中力を回復させてから勉強に臨むようにしましょう。
成績が伸び悩む学生さんで多いのは、勉強時間だけこなしてやった気になってしまう子です。勉強時間は一つの指標として大切ですが、全く頭に入らない状態でやるぐらいだったら、やらないで休憩していたほうがいいです。(ただこういうと、今やっても集中できないからと都合の良い言い訳をしてサボってしまう子がいるんですよね。)
休憩の取り方の具体例は、45分勉強して15分休憩する(50-10や25-5など自分に合ったやり方を見つけましょう)、休憩中は軽いストレッチや散歩をする。
[具体的な実施方法]
- 勉強タイマーを使い、休憩時間も含めたスケジュールを管理する。
- 休憩時にはスクリーンタイムを避けて、目や脳を休める。
不安定な心を解決する
勉強で一番のデメリットは、メンタルが壊れやすいことです。
これは仕方のないことなのですが、中高生だと受験が全てだと思ってしまい、過度にプレッシャーを感じやすい傾向にあります。なので、メンタルヘルスをケアして、安定した集中力を保ちましょう。
[具体的な実施方法]
- 瞑想や深呼吸を取り入れてリラックスをする。
- 自己肯定感を高めるために小さな成功体験を積み重ねる。
- ポジティブな言葉を自分自身に投げかける。
- 勉強仲間と励まし合い、孤立感を減らす。
習慣化で自分をコントロールする
同じ時間に同じことを繰り返すことで勉強を習慣化して、体が勝手に勉強しているような状態を作り上げましょう。
習慣化ができれば勉強で困ることはないです。
[具体的な実施方法]
- 勉強以外でもルーティーンを生活の中で取り入れて、習慣化しやすい体を作る。
- 1ヶ月間同じ勉強パターンで勉強する。
- ご褒美システムを作り、習慣化できたら自分にインセンティブを与える。
- 1時間ごとに自分が行った行動をメモする。
- 勉強以外のことも計画として30分単位で立てる。
まとめ
勉強計画の立て方から継続の仕方について記事を書かせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
本当に大切なことはこれを実践して、継続する。その先に目標を達成する。ということが大切なので、まずは取り組んでみましょう。勉強計画立ては、「あまり勉強のモチベーションが上がらない学生」「集中力がない学生」「頑張っても成績が上がらない学生」に効果があるので、ぜひ一度試してみてください。
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