共通テスト直前1週間の勉強法|効率的に得点を伸ばす最後の対策
「共通テストまで残り1週間。ここでどれだけ点数を伸ばせるかが、志望校合格に大きく影響する」と聞くと、焦りを感じる人もいるでしょう。「何を優先して勉強するべき?」「まだ間に合うの?」と不安に思うのは当然のことです。
直前1週間は、最終的な得点力を仕上げるための大事な時間です。特に共通テストでは、幅広い範囲から出題されるため、効率よく弱点を補強し、得意分野を確実に得点源に変えることが求められます。この時期の勉強の仕方次第で、本番のパフォーマンスは大きく変わります。
直前1週間の全体的な勉強のポイント
共通テスト直前の1週間は、これまでの学習を仕上げる最終調整期間です。この期間を有効活用するためには、時間の使い方や優先順位を明確にし、効率的な学習を心がけることが重要です。
直前の時間の使い方
直前期は集中力が鍵です。
最低でも、『1日8~10時間』を目安に、計画的に勉強を進めましょう。
- 午前中の勉強
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脳が活発な午前中は、数学や英語リーディング、現代文など、思考力が必要な科目に取り組むのがおすすめです。
- 午後の勉強
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午後は、暗記系の科目や過去問演習を進めましょう。例えば、理科や社会の用語暗記、英単語や漢文の句法などです。
- 夜の勉強
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午後は、暗記系の科目や過去問演習を進めましょう。例えば、理科や社会の用語暗記、英単語や漢文の句法などです。
優先順位の付け方
限られた時間を有効に使うためには、勉強内容の優先順位を明確にすることが大切です。
- 得点配分が高い科目にフォーカスする
-
共通テストでは、得点配分の高い科目が合否に大きな影響を与えます。自分の志望校の配点を確認し、重点的に対策を行いましょう。
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- 伸びしろがある分野を徹底強化
-
完全に苦手な分野ではなく、「もう少しで解ける問題」を復習することで得点力を効率よくアップさせます。
注意点
- 新しい教材には手を出さない
- 新しい教材を始めると、内容を消化するだけで時間がかかり、学習効果が薄れる場合があります。これまで使い込んだ問題集やノートを活用し、解法の確認や復習に集中しましょう。
- 勉強のやりすぎに注意
- 長時間の勉強は集中力の低下を招くことがあります。1時間ごとに5~10分の休憩を挟み、メリハリをつけた学習を心がけましょう。
- 睡眠をしっかり確保
- 睡眠不足は当日のパフォーマンスに直結します。1日7時間以上の睡眠を確保することで、記憶の定着と集中力の維持を図りましょう。
科目別直前対策法:具体的な勉強法とコツ
直前1週間では、全科目を万遍なく復習するのではなく、効率的に点数を伸ばせる科目や範囲に注力することが重要です。以下、科目ごとの具体的な対策を詳しく解説します。
英語リーディング・リスニング
英語は共通テストの配点が高いため、直前でも重点的に対策を行う必要があります。
リーディング対策
- 長文読解
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本番形式(時間を測って解く)で長文問題に取り組み、読むスピードと正確さを鍛えます。
時間内に全問解けない場合は、重要な問題から優先して解く練習を行いましょう。 - 精読練習
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間違えた問題は、英文スクリプトを使って構造や語彙を細かく分析します。
「なぜこの答えになるのか」を解説で理解し、同じミスを繰り返さないようにします。
リスニング対策
- 聞き流し+シャドーイング
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毎日15~20分、英語ニュースや模試音声を聞き流します。その後、聞いた音声をスクリプトに合わせてシャドーイングし、発音と聞き取り力を強化します。
- キーワードを聴き取る練習
-
本番ではすべてを正確に聴き取るのは難しいため、重要なキーワードや数字に集中する練習をします。
共通テストのリスニング対策はこちらから
数学ⅠA・ⅡB
数学は苦手分野を克服し、典型問題を確実に解けるようにすることがポイントです。
- 間違い直し
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過去問や模試で間違えた問題を徹底的に復習します。同じミスを防ぐため、解法のプロセスをノートにまとめると効果的です。
- 典型問題の反復練習
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時間を測りながら、基礎問題を繰り返し解きます。正確さとスピードを意識して、ケアレスミスを減らしましょう。
オススメの学習法
1問1答形式で「なぜその解法になるのか」を説明できるようにする。例えば、「三角比の公式はどのように使うのか」を言語化して覚える。
共通テスト数学「図形と三角比」の解き方と勉強方法
国語(現代文・古文・漢文)
国語は短時間で得点力を上げやすい科目です。特に、選択肢の絞り込みと頻出知識の復習を徹底しましょう。
現代文対策
- 選択肢の分析
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問題を解く際、「絶対に間違いである選択肢」を確実に排除する練習をします。「なぜその選択肢が誤りか」を説明できるように意識しましょう。
- 段落ごとの要点整理
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本文の構造を把握し、筆者の主張と具体例の関係を意識します。特に接続詞や指示語に注目すると、流れが掴みやすくなります。
古文・漢文対策
- 古文
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頻出単語(敬語、助動詞、和歌表現など)を一問一答形式で復習します。特に、係り結びや文法的構造を理解しておくと、文意が取りやすくなります。
- 漢文
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重要な句法(返読文字、助詞)を短時間で覚える。具体例を確認しながら問題演習を行い、慣れることが大切です。
現代文の得点を伸ばす勉強方法とオススメの参考書
理科(生物・化学・物理・地学)
理科や社会は暗記部分を集中的に復習し、得点を確実に狙える科目です。
理科基礎の直前対策
- 生物基礎
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- 頻出分野: 遺伝、DNAの構造、生態系(炭素循環やエネルギー効率)。
- 対策: 一問一答形式で用語を暗記し、図表問題を多く解いておく。
- 化学基礎
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- 頻出分野: 酸化還元反応、モル計算、物質の構造や性質。
- 対策: 過去問で反応式や計算問題を復習し、典型問題に絞った練習を行う。
- 物理基礎
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- 頻出分野: 力学(運動方程式、エネルギー保存)、波(音波・光波)。
- 対策: 公式を暗記し、問題を素早く解けるようにする。
- 地学基礎
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- 頻出分野: プレートテクトニクス、天体の運動、地球環境の変遷。
- 対策: 図表や地図を使った問題演習を繰り返す。
理科の直前対策
- 物理
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- 公式の使い方を徹底的に復習し、公式が適用される条件を理解します。
- 過去問や模試の難問を解くよりも、典型的な計算問題を確実に解けるように練習します。
- 化学
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- 計算問題は「ミスをしない」ことが最重要です。過去問の計算問題を時間を計って解き、スピードと正確さを高めましょう。
- 有機化学では、構造式や反応式を図解で覚えると理解が深まります。
- 生物
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- 図表やグラフを多く含む問題に慣れるため、過去問や模試で演習を繰り返します。
- 生態系や遺伝の計算問題は短時間で解けるように反復練習をします。
- 地学
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- 図表問題の比率が高いので、グラフや図を読み解く練習を重点的に行います。
- 重要な用語(例:地震波、プレート境界)を一問一答形式で確認します。
社会(地理・日本史・世界史)
- 地理
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対策
- 地形図の等高線や河川に関連する問題を復習。
- 世界・日本の人口分布やエネルギー消費量のデータ暗記。
- 模試や過去問で図表問題に慣れる。
- 日本史
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対策
- 年表を使い、重要出来事と因果関係を整理。
- 人物とその政策をセットで覚える(例: 地租改正と大久保利通)。
- 文化史を流れで覚える。
- 世界史
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対策
- 出来事の流れをストーリーとして把握。
- 地域ごとの特徴(アフリカ分割、アジアの植民地化)を整理。
- キーワード暗記を繰り返す(ルネサンス、啓蒙思想など)。
試験直前1~2日の過ごし方
試験前日の過ごし方
科目別の最終確認
- どの科目を確認するか
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- 数学の重要公式(例: 因数分解の公式、三角比の公式)。
- 日本史や世界史の年号(例: 明治維新1868年、大航海時代1492年)。
- 英語の頻出イディオム(例: “put up with”=我慢する、“turn down”=拒否する)。
- 具体的な方法
-
- 自分の苦手なポイントを、まとめノートや付箋カードで復習する。
- 試験範囲全体を見直すのではなく、特に「ケアレスミスが多い部分」や「直前まで間違えやすい箇所」に集中。
試験会場までのルートを確認
- 試験会場の住所をGoogleマップで確認。
- 電車やバスの時刻表を調べ、遅延が起きた場合の代替ルートも確認する。
- 乗り換え駅や徒歩ルートの目安時間を把握する。
準備
スマホの充電をフルにしておく。万が一迷った時に役立つよう、紙の地図や試験会場の案内書も用意する。
持ち物を揃える
絶対に持っていく持ち物
- 受験票・写真表
- 「受験上の注意」
- 黒鉛筆(H、F、HBのみ)
- プラスチック製の消しゴム
- 時計(2つあると安心)
- 昼食・飲み物
- 身分証明書(学生証など)
必要に応じて持っていくもの
- 鉛筆削り(電動式・大型のもの・ナイフ類は不可)
- 眼鏡*1
- ハンカチ
- ティッシュペーパー*2
- 目薬や胃腸薬など使い慣れた薬
- 上履き・上履きを入れる袋
- 携帯電話、スマートフォン(受験者入室終了時刻までに電源を切る必要あり)
- マスク
- 脱ぎ着しやすい上着、使い捨てカイロ、ひざ掛け、手袋*3
- 使い慣れた教材
- お菓子、飲み物
- 雨具
- 会場までの地図
- 家族や学校、大学受験当日の緊急連絡先の電話番号メモ
- 現金(交通費など)
リラックスするための準備
- ストレッチ: 軽い体操や深呼吸をして緊張をほぐす。肩や首を回し、血行を良くする。
- 趣味の時間: 試験に関係のない好きな音楽を聴く、短編小説やマンガを読む。
- 睡眠の準備: 寝る前1時間はスマホを控え、間接照明でリラックス。入浴で体を温めるとスムーズに眠れる。
試験当日の朝の過ごし方
軽い復習を行う
- 数学の公式を1ページにまとめたノートを見る。
- 英語のイディオムや短いフレーズを声に出して確認する。
- 日本史・世界史は「頻出の年号と出来事」だけを確認。
注意点
新しい問題集や覚えきれていない分野に手を出さない。焦りを避けるため、知識の確認だけにとどめる。
朝食をしっかり摂る
- 主食: ご飯やトーストで炭水化物を摂取。
- タンパク質: 卵焼きや魚(例: 焼き鮭)。
- 野菜と果物: バナナ、ヨーグルト、野菜ジュースなど、消化に良いものを選ぶ。
- 飲み物: 緑茶や白湯などカフェインが少なくリラックスできるもの。
避ける食べ物
油っこい揚げ物、スナック菓子、コーヒーの飲み過ぎ(胃腸に負担がかかるため)
試験会場へ移動
- 余裕を持つ
-
試験開始の1時間前には到着するよう、早めに家を出る
- 到着後
-
- 試験会場内のトイレや休憩スペースを確認。
- 必要ならストレッチや深呼吸をして緊張をほぐす。
心を落ち着ける
- 「これまでやったことは無駄にならない」と自分に言い聞かせ、ポジティブな気持ちで臨む。
- 試験直前の10分間は目を閉じて呼吸を整えるなど、気持ちをリラックスさせる時間を作る。
注意点
- 前日は最低7時間の睡眠を確保: 寝付けなくてもベッドで体を休めることが大切です。
- スマホやSNSから離れる: 過度な情報収集は不安を煽る可能性があります。
共通テスト当日に「遅刻」や「体調不良」になった場合は?
モチベーション維持とメンタルケア
試験直前は緊張や不安でモチベーションが低下しがちですが、適切なメンタルケアで集中力を保つことができます。以下は、ポジティブな気持ちを維持しつつ、心を落ち着ける具体的な方法です。
ポジティブな目標設定
- 試験に対する心構えを変える
-
「今までの努力を確認する場」「自分の力を最大限に発揮する場」と前向きに捉えましょう。
- 試験後の目標を考える
-
「試験が終わったら好きな映画を見る」「友達と遊ぶ」など、試験後の楽しみをイメージすることで前向きな気持ちを引き出します。
リラックス法を取り入れる
- 軽いストレッチ
-
首や肩を回したり、腕を上げて深呼吸をするなど、簡単なストレッチで血行を良くし、緊張をほぐします。
おすすめのストレッチ
- 両肩を耳に近づけるように上げて5秒キープ、ゆっくり下ろす。
- 頭を左右に傾け、首筋を伸ばす。
- 深呼吸
-
息を4秒吸って、8秒かけてゆっくり吐く「4-8呼吸法」を試しましょう。緊張を和らげ、自律神経を整える効果があります。
- 瞑想
-
目を閉じて、試験当日の自分が落ち着いて問題を解いている様子をイメージする「成功イメージ法」も効果的です。
休憩時間の過ごし方
- 適度な気分転換
-
試験の合間に短時間でリフレッシュできる方法を選びましょう。例えば、窓の外を眺めたり、好きな軽い音楽を聴くことが効果的です。
注意: スマホやゲームに没頭しすぎると集中力が切れるので、短時間の使用に留めること。
- 食事と水分補給
-
- 昼休憩には、エネルギー補給として軽い食事(おにぎり、サンドイッチなど)を摂りましょう。糖分の摂りすぎには注意し、バランスを意識してください。
- 水分補給も忘れず、カフェインは控えめに。
不安を和らげるセルフトーク
「できる問題だけ解けばいい」「これまでの努力を思い出して頑張ろう」と、自分に肯定的な言葉をかけましょう。
NG例: 「絶対失敗できない」とプレッシャーを増やす言葉は避けましょう。
試験直前の心得
- 不安が強い時
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- 手のひらを軽く握ったり開いたりするなど、体を動かして緊張を分散させます。
- 会場内での友人との会話もリラックス効果がありますが、試験内容に関する議論は避けましょう。
- 適度な準備
-
「やれるだけのことはやった」と思える心境で試験に臨むため、前日までの準備に集中しましょう。
勉強のストレスを軽減するリラックス方法
まとめ:共通テスト直前1週間の対策や勉強法
共通テスト直前の1週間は、得点力を最大限に引き上げるラストスパートの重要な期間です。
時間の使い方を工夫し、得点配分が高い科目や伸びしろがある分野に優先的に取り組むことで、効率的に点数を伸ばすことができます。
また、英語や数学、国語、理科・社会といった各科目ごとに最適な対策を実践し、最後の仕上げを徹底することが成功のカギです。
さらに、リラックス法やポジティブな心構えを取り入れて、モチベーションを維持しながら体調を整えることも忘れずに。本番ではこれまでの努力を信じて落ち着いて臨むことで、最良の結果を目指しましょう!
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