共通テスト数学で9割とる!2025年対応の勉強法&おすすめ問題集

共通テスト数学で9割を取る勉強法

2025年(令和7年度)から、大学入学共通テストが「新課程」に完全対応します。特に数学は、出題範囲や形式に大きな変更があり、「これまで通りの勉強で大丈夫かな?」と不安な受験生も多いはず。

この記事では、2025年共通テスト数学の変更点や新傾向をわかりやすく解説し、さらに高得点を目指すための勉強法・問題集も紹介します。塾講師目線での実践的なアドバイスをまとめているので、ぜひ参考にしてください!

高校数学の基礎から学ぶ勉強法!

目次

2025年共通テストの数学はこう変わる【新課程対応】

2025年度から実施される共通テストは、高校新課程に完全対応します。数学では、学習範囲・出題形式・問題の質のすべてにおいて大きな変化があります。
以下、出題範囲の変更点と、新課程ならではの特徴的な出題傾向を詳しく見ていきましょう。

数学ⅠA・ⅡBの出題範囲(2025年度対応)

項目2024年度(旧課程)2025年度(新課程)
数学I数と式/二次関数/図形と計量/データの分析場合の数・確率/整数の性質/図形の性質など
数学A場合の数・確率/整数の性質/図形の性質など場合の数・確率/整数の性質のみ(図形は削除
数学II指数・対数/三角関数/微分積分/図形と方程式同上
数学B数列/ベクトル数列/ベクトル(数学C→Bへ統合)
ポイント①:「図形の性質(数学A)」は削除

図形の証明問題や空間把握の問題は共通テストでは出題されません(ただし、私大では出る場合も)。

ポイント②:「ベクトル」が数学CからBへ統合

難関国公立で頻出だったベクトルがⅡB範囲で出題。共通テストでも問われる可能性高し。

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新傾向①:データの活用・探究的な出題が増加

「データの分析」は2024年度までにも出題されてきましたが、2025年からはより実践的・複雑な「データの活用」へとシフトします。

  • 代表値(平均・中央値・最頻値)の活用
  • 分散・標準偏差など統計的指標の計算・考察
  • 回帰直線・相関係数の活用問題(新課程で強化)
  • 実生活を意識したデータ処理問題(例:売上・気温・人口推移)

実例:「2つのデータの標準偏差から、どちらが安定しているのかを判断し理由を説明する」

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新傾向②:思考力・判断力を重視する形式

新課程の理念に沿い、「数学的探究力」を問う出題が強化されます。共通テストでは以下のような形式が想定されます。

  • 長文の条件提示 → 設問に必要な情報を抽出
  • 仮定・条件をもとに式を自ら立てる
  • 判断・選択肢選びに根拠を示す

例題イメージ
「AさんとBさんがそれぞれの方法で商品を販売した。売上の変化から収益モデルを作成し、どちらの方法が安定的かを数学的に説明する。」

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新傾向③:多様な表現形式(グラフ・図表・会話文)への対応

問題文にグラフ・表・図・会話文が組み合わさることが多くなります。

  • 表データから数値の法則性を読み取る
  • 会話文の中から必要な数式を抽出
  • 視覚情報(図・グラフ)と式の関係を把握

対応力がカギ
読解力とともに、素早く情報を処理する力が問われます。純粋な計算力だけでは得点が伸びにくい傾向です。

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新傾向④:AIや数理・データサイエンスを意識した出題

大学での「数理・データサイエンス教育」を意識し、AI活用・アルゴリズム的思考を問う問題も出る可能性があります。

例:「データから予測モデルを作成し、最適な選択肢を導く」

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まとめ|新課程の数学対策に必要な視点

  • 出題範囲の確認:ベクトル・図形の性質の扱いに注意
  • 統計・データ分析:本格的な活用問題の対策が必須
  • 探究力・思考力:情報整理→式立て→判断の流れを鍛える
  • 実践演習:共通テスト型の問題集で出題形式に慣れる

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共通テスト数学で9割をとるための3ステップ勉強法

3つのステップ

共通テスト数学で安定して9割を狙うためには、「理解 → 演習 → 実戦」の3ステップを戦略的に進めることが重要です。やみくもに問題を解くのではなく、目的に応じた勉強法で着実に力をつけていきましょう。

ステップ①:基礎力の徹底理解【4〜7月】

まずは、教科書レベルの基礎知識を完全にマスターしましょう。
「基礎の抜け」があると、応用問題や共通テスト独特の形式で対応できなくなります。

取り組む内容
  • 教科書例題・章末問題を完璧にする
  • 公式の意味や成り立ちを理解(丸暗記NG)
  • 「なぜこの解法になるか」を常に考える癖をつける
おすすめ教材
  • 『チャート式 基礎編(黄チャート)』
  • 『Focus Gold』基礎問題パート(標準レベル)
ポイント
  • 1日30分〜1時間、継続的に基礎問題を解く
  • 1つの単元ごとにミニテストを自作すると定着度UP
  • 計算スピードを意識しつつ、ケアレスミスの原因も分析

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ステップ②:思考力を鍛える演習【6〜10月】

共通テスト数学では、単なる計算力ではなく、初見問題への対応力・読解力・データ分析力が求められます。

これらを鍛えるには、探究的・複合型問題を含む演習を積む必要があります。

取り組む内容
  • 設問の「意図」を把握する練習
  • 時間を意識した演習(1問8〜10分で解く)
  • 苦手単元を集中的に演習し、「なぜ間違えたか」を分析
おすすめ教材
  • 『共通テスト対策問題集(河合・駿台など)』
  • 『共通テスト実戦パッケージ問題』(大学入試センター発行)
  • 過去問(2021〜2024年度の共通テスト)
ポイント
  • 1週間ごとに「目標単元」を決め、集中的に対策
  • 問題の「条件・グラフ・データ」を素早く処理する練習がカギ
  • 自分の解法を言語化(=ノートに説明を書く)することで、理解が深まる

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ステップ③:実戦演習で時間配分と戦略を磨く【9〜1月】

最後の仕上げとして、本番を意識した実戦演習を繰り返し、得点力を高めます。
共通テストは80分の時間配分と設問選択の戦略が、得点に大きく影響するのです。

取り組む内容
  • 過去問や模試形式の演習を「80分通し」で解く
  • 本番同様の環境で演習(時計・筆記具・机環境)
  • 解いた後は「復習ノート」を作成し、間違いの原因を分析
具体的な時間配分例
時間帯解く内容
0〜30分大問1・2(計算問題)
30〜60分大問3・4(応用問題)
60〜80分見直し・難問対応
ポイント
  • 解く順番・時間の使い方を決めておくことで焦らず対応できる
  • 模試で8割を安定して取れれば、9割は射程圏内
  • 本番でのメンタル管理(緊張対策)も含め、シミュレーションを重視

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1日の勉強スケジュール例(共通テスト数学に特化)

平日(高3・部活引退後想定)

時間勉強内容
17:00〜18:00基礎演習(公式・典型問題の確認・計算練習)
19:00〜20:30共通テスト型問題1セット(制限時間付き)
20:30〜21:00解き直し+復習ノートまとめ

→ 1日2時間で「演習+復習」のループを意識。
→ 特に「復習の質」を高めることが得点力につながる。

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模試で得点UPする人の共通点

  • 問題の取捨選択が早い(捨て問・拾うべき問を判断)
  • 「自分のケアレスミスパターン」を把握している
  • 公式を暗記ではなく、「使うタイミング」で覚えている
  • 本番と同じ緊張感で模試を解く → 結果が安定する

チェックポイント
「なぜその選択肢を選んだか」「なぜその解法を使ったか」を常に説明できるようにすることが思考力UPのカギ。

模試の復習方法がすごく大事!

よくある失敗例 → どう回避する?

失敗パターン対策法
計算ミスで落とす1問解いたら「計算過程を逆順チェック」する習慣を
時間が足りず最後まで解けない模試・過去問を70分で解く練習 → 本番に余裕
難問に時間をかけすぎる難易度を見極め「3分悩んで無理ならスキップ」
復習をやらずにミスを放置「間違いノート」に自分専用の注意点を記録

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まとめ|9割突破は「徹底した基礎」と「実戦力」の両輪

  • 教科書レベルの基礎徹底 → 思考力演習 → 時間配分・戦略練習
  • 問題を「解くだけ」でなく、「考察・復習」を深める意識が重要
  • 焦らず継続すれば、共通テスト数学で9割は十分に狙える!

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2025年版おすすめ問題集・参考書3選【塾講師厳選】

2025年度共通テストでは、「新課程対応」「探究・思考型」の問題が出題されるため、従来の問題集では対応しきれないケースも出てきます。ここでは、塾講師目線で実際に成績が伸びた生徒が使っていた、効果の高い問題集3選を紹介します。

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参考書・問題集のレベル別一覧

レベル教材名特徴・使い方
基礎『チャート式基礎編』教科書の例題〜基本問題を網羅
標準『Focus Gold』応用まで対応可。共通テスト頻出問題も収録
実践『共通テスト実戦問題集(駿台・河合)』本番形式。時間配分練習にも最適
過去問『大学入試センター試験過去問集』2021年以降の共通テスト過去問が最適

アドバイス:「1冊を3周」が鉄則。新しい教材をどんどん買うよりも、使い倒す方が効果大。

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① 『Focus Gold(フォーカスゴールド)数学ⅠA・ⅡB』【基礎〜標準】

特徴
  • 教科書レベル〜共通テスト標準レベルまで幅広く対応
  • 問題数が多く、「典型問題を網羅」している
  • 新課程に対応した内容・解説がすでに反映済み(2024年改訂版)
こんな人におすすめ
  • 基礎を固めつつ、共通テストでも高得点を狙いたい
  • 1冊で演習量をしっかり確保したい
  • 定期テスト〜共通テスト対策までを1冊にまとめたい
効果的な使い方
  • 基礎問題を1周目:全問解く → 2周目:ミスだけ復習
  • 章末問題や探究問題で応用力・思考力を養う

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② 『共通テスト実戦模試(駿台・河合塾)』【実戦・時間配分】

特徴
  • 本番形式の問題集で、時間配分・出題傾向を把握できる
  • 難易度が本番に近く、実戦力が鍛えられる
  • 解説が詳しく、ミスの原因分析にも最適
こんな人におすすめ
  • 本番形式の問題集で、時間配分・出題傾向を把握できる
  • 難易度が本番に近く、実戦力が鍛えられる
  • 解説が詳しく、ミスの原因分析にも最適
効果的な使い方
  • 本番形式の問題集で、時間配分・出題傾向を把握できる
  • 難易度が本番に近く、実戦力が鍛えられる
  • 解説が詳しく、ミスの原因分析にも最適

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③ 『大学入試センター試験・共通テスト過去問集』【仕上げ・総合力】

特徴
  • 2021年以降の共通テスト過去問を掲載
  • 実際の形式・難易度で、自分の現在地を把握できる
  • 新傾向の探究問題にも慣れることができる
こんな人におすすめ
  • 本番直前に総仕上げをしたい人
  • 自分の苦手分野を最終確認したい人
  • 実戦形式で安定した得点を目指す人
効果的な使い方
  • 本番同様の時間で通し演習 → 解き直しで弱点を洗い出す
  • 最低でも3年分を2周以上することで得点力UP

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まとめ|勉強の質が9割突破を決める

  • 教科書の徹底理解 → 演習 → 実戦演習の3ステップを反復
  • 問題を「解くだけ」でなく、「復習・分析」で定着させる
  • 模試・過去問は時間を意識して演習し、戦略的に得点最大化

焦らず継続すれば、共通テスト数学で9割は十分に狙えます!

定員割れでも落ちてしまうケースとは?

まとめ|共通テスト数学は「戦略的勉強法」で差がつく!

2025年の共通テスト数学では、ただの暗記や計算力だけでは対応が難しくなっています。探究的・思考型の出題に適応し、限られた時間内で「得点を最大化する力」を身につけることが求められます。

そのためには、

  • 出題傾向・形式を理解し、「必要な力」を明確化
  • 基礎→演習→実戦という段階的・反復的な学習
  • 自分に合った問題集を使い、「復習・分析」で得点力を強化

これらを意識した戦略的勉強法が不可欠です。

焦らず、しかし着実に。日々の積み重ねこそが、9割達成への最短ルートです。

勉強の質を高めて、共通テスト数学で確実に差をつけましょう!

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