合格しやすい国公立の工学部ランキング【偏差値・倍率で比較】

合格しやすい国公立工学部

国公立の工学部を目指す受験生の中には、できるだけ入りやすい大学を探している人も多いはずです。

こんな悩みはありませんか?

国公立の工学部に行きたいけど、入りやすい大学はどこ?

偏差値や倍率が低めの工学部を知りたい!

共通テストの得点率が低くても合格できる工学部は?

この記事で解決できること

  • 偏差値・倍率が低めの国公立工学部をランキング形式で紹介
  • 地域別に狙い目の大学を解説
  • 合格率を上げる受験戦略を紹介

国公立工学部の中でも比較的入りやすい大学を知り、戦略的に志望校を選びましょう!

「有名」だけど入りやすい大学ランキングはこちらから

目次

工学部の入りやすさを決める3つの基準

国公立の工学部といっても、大学や学科によって難易度は異なります。特に偏差値・倍率・共通テストの合格最低点の3つの要素を押さえることで、入りやすい大学を見つけやすくなります。

偏差値が低めの大学を狙う

国公立の工学部の偏差値は、50〜65程度の大学が多いですが、特に偏差値50前後の大学は入りやすい傾向にあります。

工学部内の偏差値の違い

入りやすい学科(偏差値50〜55)

  • 機械工学系(例:北見工業大学、福井大学、鳥取大学)
  • 情報・電気電子工学系(例:茨城大学、宇都宮大学、佐賀大学)
  • 環境・生物工学系(例:山梨大学、島根大学、琉球大学)

難易度が高い学科(偏差値60以上)

  • 建築学系(都市計画・デザイン系を含む)
  • 航空宇宙工学系(人気が高く倍率も高い)
  • 医療・ロボット工学系(高度な専門知識を必要とする分野)

「とにかく工学部に入りたい」という場合は、機械・情報・電気系など比較的入りやすい学科を狙うのがオススメです。

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倍率が低い大学を狙う

国公立大学は基本的に人気があるため、競争率が高い傾向があります。ただし、大学や地域によって倍率に大きな差があります。

倍率の違い

都市部の工学部(倍率2.5〜4.0倍)

  • 志願者数が多く、競争率が高い
    • 例:千葉大学、横浜国立大学、大阪公立大学

地方の工学部(倍率1.5〜2.5倍)

  • 志願者数が少なく、合格しやすい
    • 例:北見工業大学、鳥取大学、島根大学

特に北陸・中国四国・九州地方の工学部は、全国的に見ても倍率が低めで、比較的入りやすい大学が多いです。

  • 前期試験より後期試験の方が倍率が低くなることが多い
  • 地方国公立は都市部の大学よりも倍率が低めで狙いやすい

「倍率の低い工学部を狙いたい」なら、地方の大学×後期試験の組み合わせを検討すると良いでしょう。

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共通テストの合格最低点が低い大学を狙う

国公立大学は共通テスト+二次試験の総合得点で合否が決まりますが、共通テストの配点が高い大学を選ぶと、比較的入りやすいことがあります。

共通テスト得点率の目安
  • 65%以上が必要な大学(難関国公立)
    • 例:名古屋大学、東北大学、九州大学
  • 60〜65%で合格できる大学(中堅国公立)
    • 例:茨城大学、宇都宮大学、佐賀大学
  • 55〜60%で合格できる大学(地方国公立)
    • 例:北見工業大学、山梨大学、鳥取大学、琉球大学

共通テストの得点率が60%前後でも合格できる大学は、全国的に見ると多くあります。「共通テストの得点が伸び悩んでいる…」という場合は、共通テストのボーダーラインが低めの大学を狙うのがオススメです。

また、二次試験の配点が低い大学を選べば、共通テストの結果を重視して合格を狙うことも可能です。

戦略のポイント

  • 共通テストの配点が高い大学 → 得意科目でカバーしやすい
  • 二次試験の配点が高い大学 → 共通テストが低くても逆転可能

たとえば、山梨大学や佐賀大学は、共通テスト重視の配点になっており、共通テストの得点次第では合格の可能性が高まります。

地域別|合格しやすい国公立の工学部ランキング

全国の国公立大学の工学部の中から、偏差値・倍率・共通テストの合格最低点が低めで、合格しやすい大学を地域ごとに紹介します。地方の大学は倍率が低めになりやすく、都市部よりも入りやすい傾向があります。

北海道・東北地方の合格しやすい国公立工学部

北見工業大学(工学部)

偏差値

45~50

共通テスト得点率

約55~60%

倍率

約2.0倍

学べる分野

機械工学、電気電子工学、情報工学、環境工学など

特徴
  • 北海道内でも倍率が低く、共通テストの得点率が6割以下でも合格可能。
  • 地域密着型の工学教育を展開し、特に寒冷地工学や環境技術に強みがある。
  • 研究施設が充実しており、実践的な学びができる。

秋田大学(理工学部)

偏差値

50前後

共通テスト得点率

約55~60%

倍率

約2.2倍

学べる分野

応用化学、電気電子工学、機械工学、建築学など

特徴
  • 東北地方の国公立大学の中では比較的入りやすく、倍率も低め。
  • 産業技術やエネルギー分野に強みがあり、地域の企業と連携した研究が多い。
  • 工学系と理学系の融合を目指したカリキュラムが特徴的。

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関東地方の合格しやすい国公立大学工学部

宇都宮大学(工学部)

偏差値

50~55

共通テスト得点率

約60%

倍率

約2.5倍

学べる分野

機械システム工学、電気電子工学、応用化学、情報工学、建築学など

特徴
  • 関東圏で比較的入りやすい国公立の工学部。
  • 共通テスト重視の配点で、二次試験の負担が少ない。
  • 地元企業との連携があり、実践的な学びができる。

茨城大学(工学部)

偏差値

52~56

共通テスト得点率

約65%

倍率

約2.8倍

学べる分野

機械工学、電気電子システム、情報通信、都市システム、マテリアル工学 など

特徴
  • 関東エリアの国公立工学部の中では比較的入りやすい。
  • 共通テストの比重が高く、二次試験の負担が軽め。
  • 産業界と連携し、エネルギーや環境分野の研究が充実。

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中部地方の合格しやすい国公立工学部

山梨大学(工学部)

偏差値

50前後

共通テスト得点率

約55~60%

倍率

約2.3倍

学べる分野

機械工学、電気電子工学、情報メカトロニクス、土木環境工学、応用化学 など

特徴
  • 中部地方の国公立工学部の中でも倍率が低く、共通テストの得点率6割前後でも合格の可能性あり。
  • 環境・エネルギー分野の研究に力を入れており、実験・実習が充実。
  • 交通アクセスが良く、首都圏からの進学者も多い。

福井大学(工学部)

偏差値

50~55

共通テスト得点率

約60%

倍率

約2.4倍

学べる分野

機械システム工学、電気電子情報工学、建築・都市環境工学、応用化学 など

特徴
  • 中部地方の国公立工学部の中でも比較的入りやすい大学の一つ。
  • 材料工学や機械工学の分野が充実しており、実験・実習設備が整っている。
  • 地域企業との連携が強く、地元就職にも強い。

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関西地方の合格しやすい国公立工学部

和歌山大学(システム工学部)

偏差値

50~55

共通テスト得点率

約60%

倍率

約2.4倍

学べる分野

知能情報学、環境デザイン、電子物理工学、機械工学 など

特徴
  • 関西圏の国公立工学系学部の中では比較的倍率が低く、狙いやすい。
  • AIやデータサイエンスなど情報工学分野にも強く、幅広い分野を学べる。
  • 企業や自治体と連携したプロジェクトが多く、実践的な学びが可能。

大阪公立大学(工学部)

偏差値

55前後

共通テスト得点率

約65%

倍率

約2.6倍

学べる分野

機械工学、電気電子工学、化学工学、都市システム工学 など

特徴
  • 都市部にありながら、関西の他の国公立工学部と比べて倍率が低めで狙いやすい。
  • 応用化学や建築・都市設計分野の研究が充実しており、幅広い工学領域を学べる。
  • 関西の産業界と強い連携があり、就職率が高い。

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中国・四国地方の合格しやすい国公立工学部

鳥取大学(工学部)

偏差値

50~52

共通テスト得点率

約55~60%

倍率

約2.1倍

学べる分野

機械工学、電気電子工学、化学バイオ工学、社会基盤工学 など

特徴
  • 中国地方の国公立工学部の中でも偏差値・倍率ともに低めで狙いやすい。
  • 地方大学ながら、産業界と連携した実践的な教育が受けられる。
  • 共通テストの得点率が6割未満でも合格可能な場合があり、ハードルが低い。

島根大学(総合理工学部)

偏差値

50前後

共通テスト得点率

約55%

倍率

約2.3倍

学べる分野

機械・電気電子、建築・土木、情報システム、生物環境 など

特徴
  • 総合理工学部として幅広い工学分野を学べるため、選択肢が多い。
  • 倍率が低めで、共通テストの得点率が5.5割程度でも合格のチャンスあり。
  • 地域産業との連携が強く、卒業後の就職先の幅が広い。

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九州・沖縄地方の合格しやすい国公立工学部

佐賀大学(理工学部)

偏差値

50~55

共通テスト得点率

約60%

倍率

約2.2倍

学べる分野

機械システム工学、電気電子工学、化学・応用化学、建築・土木工学 など

特徴
  • 九州地方の工学系国公立大学の中では倍率が低めで狙いやすい。
  • 産業技術やエネルギー分野に強みがあり、実践的なカリキュラムが特徴。
  • 共通テストの得点率が6割前後でも合格可能なケースがある。

琉球大学(理工学部)

偏差値

50前後

共通テスト得点率

約55~60%

倍率

約2.0倍

学べる分野

環境工学、エネルギー工学、電気電子工学、機械工学 など

特徴
  • 沖縄唯一の国立大学で、倍率が全国的に見ても低め。
  • 亜熱帯地域ならではのエネルギーや環境問題に関連した研究が盛ん。
  • 競争率が低いため、共通テストの得点率5.5割程度でも合格の可能性あり。

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国公立工学部に合格しやすくするための受験戦略

国公立の工学部に合格しやすくするには、受験方式や大学ごとの配点、試験日程を活用することが重要です。ここでは、合格可能性を高めるための具体的な戦略を紹介します。

共通テスト重視の大学を狙う

国公立大学の入試では、共通テストと二次試験の配点比率が異なります。
共通テストの配点が高く、二次試験の比重が低い大学を選べば、記述式の対策を最小限に抑えつつ、共通テストで安定した得点を狙うことで合格しやすくなります。

共通テスト重視の工学部の例
  • 秋田大学(共通テスト:二次試験=7:3)
  • 山梨大学(共通テスト:二次試験=7:3)
  • 琉球大学(共通テスト:二次試験=7:3)

共通テスト重視の大学が狙いやすい理由

  • 二次試験の負担が少ないため、共通テスト対策に集中できる
  • 記述式の試験が苦手でも、共通テストで得点できれば合格の可能性が高まる
  • 共通テストで7割前後を取れれば十分に合格圏内に入れる大学もある

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後期試験を活用する

前期試験で不合格になっても、後期試験で逆転合格を狙える大学を選ぶのも戦略の一つです。後期試験は募集人数が少なく倍率が高くなりがちですが、定員割れや志願者減少で狙いやすくなる大学もあります。

後期試験の倍率が比較的低い工学部の例
  • 北見工業大学(後期倍率:約2.0倍)
  • 福井大学(後期倍率:約2.2倍)
  • 佐賀大学(後期倍率:約2.5倍)

後期試験のポイント

  • 前期試験よりも倍率が下がることがあるため、チャンスを広げられる
  • 共通テストの点数が少し足りなくても、後期試験の難易度が低い大学を選べば逆転可能
  • 前期不合格でも諦めずに、最後まで出願先を検討することが大切

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得意科目を活かせる大学を選ぶ

工学部の入試では、大学ごとに科目の配点や選択科目の自由度が異なります。数学・物理が苦手な場合は、数学の配点が低い大学や、選択科目で柔軟に受験できる大学を選ぶと有利です。

数学・物理が苦手な人でも狙いやすい工学部の例
  • 佐賀大学(数学が苦手でもバイオ系工学分野で活躍できる)
  • 山梨大学(数学よりも化学・生物の選択が有利な場合がある)
  • 琉球大学(物理の配点が低めで、総合的な評価が重視される)

得意科目を活かす戦略のメリット

  • 自分の得意科目に集中することで、合格率を最大化できる
  • 苦手科目の配点が低い大学を選べば、不利にならずに済む
  • 大学ごとの出題傾向を調べ、得意分野を伸ばせる環境を選ぶのが大事

まとめ|合格しやすい国公立工学部を見つけよう!

国公立の工学部に合格するためには、偏差値・倍率・共通テスト得点率を基準に戦略的に志望校を選ぶことが重要です。特に、地方の工学部は志願者数が少なく倍率が低めな傾向があるため、狙いやすい大学が多くあります。

国公立工学部を選ぶポイント

  • 偏差値・倍率・共通テスト得点率を基準に選ぶ
  • 地方の工学部は志願者が少なく、倍率が低いため狙いやすい
  • 共通テストの配点が高い大学を狙えば、二次試験の負担を軽減できる
  • 後期試験のある大学を選び、前期試験の不合格後もチャンスを残す
  • 得意科目を活かせる大学を選び、苦手科目で不利にならないよう工夫する

受験戦略をしっかり立て、自分に合った大学を見つけよう!
国公立工学部の入試は、戦略次第で合格の可能性を大きく高められます。 偏差値や倍率だけでなく、大学ごとの試験配点や得意科目との相性を考慮しながら、自分に最適な大学を選びましょう。

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